あほらしい朝がきた

現役ニート。勉強が嫌いでここまできた

3月

自分より苦労している人が少なからずいる。どころか大抵はそうなんだと思う。わりきれないしんどさがある。甘えのきかないしんどさがある。snsだのでその徒労をあまり深く悟られないようにつぶやいたり、ある程度の吐き所は確保しているつもりではある。ここもそう。反応はもちろんない。あったらあったで困るのが我が性分。俺は何がしたい。どうしてほしい。

バイザウェイ。3月に入って、例の肌の痒みの件で、皮膚科にかかった。薬を処方してもらい、数日服用してみたところ、2月あれほど苦しんだ痒みが、嘘のようにおさまった。いや、完全にとは断言できないけど、それでも地獄から極楽手前ぐらいまで一気にぶっ飛んだような、今年に入って一番の感動がそこにはあった。なぜ2月中にかかろうとしなかったのか。親に言い出せなかったからである。別に隠したいってわけではない。単純に、言い出せなかっただけだ。だから相手から気づいてくれるのを待つしかなかった。3月に入りその転機が訪れた時は、喜びと共に多少の己のふがいなさも感じずにはいられなかった。隠す気もないのに、なぜか突っ掛かって言い出せないという失態は、これまで何度も重ねてきた。そのたんびにこう言われてきた。

「なんでもっと早く言わないの」

これほどごもっともな言葉もそうそうない。俺が聞きたいくらいだよ、なんでもっと早く言わなかった。こんなくだらないことに、人生を何度と狂わされてきた。自業自得。天つば。

俺よ、頼むから勇気の必要のないところで、勇気をだしてくれ。ほんとに頼む。もういろいろと手遅れかもしれないけど、なんとか20になるまでにはその性分をたたき直してくれ。他人事みたいに書いているけど、これは俺自信の問題だぞ。